簡単に操作できるシンプルな画像ビューア。画像変換やスライドショウの再生なども可能。「FineView」は、写真のフィルムをモチーフにしたパーツが画面デザインに採用された画像ビューア。読み込みはBMP/JPEG/PNG/GIF/TIFF/PCDなどの21種類、書き込みは11種類と多数の画像形式に対応する。Susie Plug-inにも対応し、プラグインを導入することで、読み込める形式を増やせる。画像の回転・反転、明るさやコントラストの調整、リサイズなど、簡単な画像処理も行える。
利用できる動作モードは、通常モードとフィルムモードの2種類。通常モードでは、シンプルなデザインのビューア画面に1枚の画像が表示される。ボタンクリックで同一フォルダ内の前後の画像に移動することが可能。「自動フレーム調節」機能を搭載し、画像のサイズやアスペクト比が異なる場合でも、ウィンドウが最適なサイズに調整される。閲覧中の画像を別形式のファイルに保存することも可能だ。
画像をスライドショウ再生することも可能。再生スピードは「超高速」から「スーパースロー」までの5段階から選択できるほか、ユーザが任意数値で指定することもできる。スライドショウをBGM付きで再生することも可能。MP3/OGG/MIDI/WAV/CDA形式のサウンドファイルを利用できる。
簡易画像処理機能を備え、画像の左右回転や上下左右反転、グレイスケール/セピア化、明るさ/コントラストの調整、リサイズを行うことが可能。同梱の画像処理ツール「FilterGear」を利用して、減色処理やぼかし、エッジ、モザイクなどのフィルタ処理を行うこともできる。さらに、あらかじめ登録しておいたアプリケーションに画像を渡して、編集するといったことも可能だ。
フィルムモードでは、同一画面内にサムネイルと選択画像のプレビューが表示される。サムネイルはフィルム風のデザインで、一度に表示されるのは7枚。さらに、選択画像のファイル情報も表示される。フィルムモードでは、選択画像のリネームや削除を行えるほか、JPEG/PNG形式でのファイル保存をボタンクリックだけで行うこともできる。画像をブックマークしておき、ブックマークのリストから画像を開くことも可能だ。
そのほかにも、マウスジェスチャによる操作や、画像サイズやファイル名を記述したIMGタグのクリップボードへのコピーも可能。ディスクを挿入すると再生が開始される「スライドショウDISC」を作成することもできる。