ソフトを開発しようと思った動機、背景
新しくパソコンを買い換えたとき、以前使っていたフォントビューアをインストールしようとネット上で探しましたが、公開中止になっていました。そこで、「探すぐらいなら、自分のほしい機能を追加して作ってしまおう」と考え、作ったのがこの「Shampolyon」です。友人のフォントマニアからもアイデアや意見をもらいながら作りました。開発中に苦労した点
フォントにクローズアップしたソフトウェア作りがはじめてだったので、フォントの細かい概念まで調べなければならなかったのが大変でした。ただ、こういった趣味の調べものは自分の知識欲を満たすのが目的なので、苦労というよりは「楽しい」という気持ちの方が強かったです。あえて本当に苦労したことを挙げるとすれば、本当に小さなバグを長い時間かけて潰さなければならなかったことです。
「Shampolyon」の名前の由来
高校の世界史の授業で登場した「シャンポリオン」という歴史学者の名前の語感がとても印象的だった上、彼の研究が言語に関連したものだったので、このソフト名にしました。本来のスペルは「Champollion」なのですが、その名前だと検索してもこのソフトが出てこなくなると考え、スペルを変えました。
ユーザにお勧めする使い方
ワープロソフトと一緒に起動しておいて、フォントを変えるときにこのソフトを使うと便利だと思います。また、文字サイズを直感的にすぐに変えられるので、「黎明」や「炊爨」といった難しい漢字を紙に書くときに、一度このソフトで書いて拡大してみるというのもひとつの使い方だと思います。
今後のバージョンアップ予定
自分のほしい機能は追加してからリリースしたので、いまはまだ計画していませんが、新しいアイデアを思いついたり、バグ情報などをいただいたりしたら、バージョンアップを検討したいと思います。
(秋山 博紀(AKI))