ふと思い浮かんだことなどを書きとめておくのに最適なメモソフト。ウィンドウ上でIMEのIN/OFFを切り替えることもできる。「MeM」は、シンプルな画面デザインが印象的な、軽快動作のメモソフト。ちょっとした思いつきやメモなどを残しておき、ユーザの好みに応じた大きさの文字で閲覧できる。入力後の保存操作は不要。編集中の状態でそのまま終了しても、次回起動時は前回終了時の状態が再現される。(クリア操作で)保存されたログファイルを対象に文字列検索を行えるほか、ウィンドウ上の文字列をGoogleで検索することもできる。文字列がURLであれば、当該ページを開くことも可能だ。
メイン画面は、入力・編集エリアと、画面上部に「クリア」「ログ」「設定」の各アイコン、IMEインジケータだけが並ぶシンプルなデザイン。入力結果を保存したいときは「クリア」ボタンをクリックする。画面上の文字がクリアされると同時に、自動的にログファイルに保存される仕組み。画面クリア後、新たに文字列を入力して同様の操作を行うと、ログの先頭部分に文字列が追記されてゆく(設定により、ログの末尾に追記することも可能)。
ログには「日付(西暦年月日時分)」と「テーマ」と呼ばれるテキストが付加される。初期設定では「2007年12月06日10時25分 MeM」のように表示されるが、「MeM」の部分はユーザが設定することが可能。例えば「映画鑑賞」「食事会」のように、ログの内容を示すようなものに随時変更しておけばわかりやすい。
表示フォントのサイズは初期設定で17ポイント。やや大きめに設定されている。設定により、8〜80ポイントまで1ポイント単位で変更できる。
特徴的な機能にIMEインジケータがある。現在のIMEの状態をメイン画面上で確認できるだけでなく、クリックすることでON/OFFを切り替えられるようになっている。
選択した文字列をGoogleで検索できる「Google検索」機能も備えている。文字列を選択し、コンテキスト(右クリック)メニュー内の「Google検索」を選択するとブラウザが起動し、選択文字列の検索結果が表示される。