簡単明瞭で、はじめての人にも使いやすい画像サイズ変換ソフト。最近のデジカメの発達はめざましく、なかには1,000万画素以上の高品質の写真を撮れる製品もある。これだけの高画質になると、パソコン画面上での閲覧や用紙への印刷には見栄えがしてよいのだが、携帯電話に画像を送ったり、Webページへ掲載したりするときには、160×120あるいは320×240ピクセルといったコンパクトなサイズの方が扱いやすい。
こんなときに必要になるのが、画像サイズの変換(リサイズ)操作だ。一般のグラフィックソフトにもサイズ変換機能はあるが、「DropFix」は、画像のリサイズに特化しているだけあり、使い方はとても簡単。しかも、いくつかのファイルを変換する場合でも、あらかじめ設定しておけば、複数のファイルを一度にドロップして「変換→保存」の処理を連続して行うことができる。
年賀状やクリスマスカードなど、小さめのサイズで印刷する場合にも、ファイルサイズをコンパクトにしておくと、コピーや移動、閲覧がしやすくなり、操作が楽になる。
(坂下 凡平)