カウントアップ/ダウンができるカウンタと、カウントダウン方式のアラーム付きタイマを組み合わせたソフト。コンパクトで場所を取らず、キーボードショートカットやマウスですばやく操作できる。「ChronoCounter」は、数字を数え上げるのに便利なカウンタと、シンプルなタイマを組み合わせたデスクトップユーティリティ。コンパクトなフローティングツールバー風のウィンドウに、カウンタとタイマが横並びで配置されている。二つを組み合わせて使えば、一定時間内に発生するイベントの回数をチェックすることも可能だ。
利用できるカウンタは五つ。そのうちユーザの選択したひとつだけが表示される。各カウンタには1〜5の番号(カウンタインデックス)が割り当てられ、現在どのカウンタを使用しているかがすぐにわかるようになっている。カウンタの桁数は初期設定で3桁(最大999)。カウンタインデックスの表示を消すこともでき、その場合はカウンタの表示が4桁(最大9,999)になる。
カウンタには、任意のリセット値(初期値)を設定できる。カウンタごとに個別で「終了時のカウント値の保持」や「終了時に値を破棄して次回起動時にリセット値から開始」などを指定できる。カウンタ値の最高値(999/9,999)と最低値(0)をまたぐかどうかを指定することも可能だ。
タイマは、残り時間が0になったら通知するカウントダウン方式。時間は、分・秒単位で指定できる。通知方法は、「音を鳴らす」「メッセージボックスを表示する」のON/OFFを組み合わせて設定できる。指定時間より前にアラームを出す「事前アラーム」機能もある。アラーム音をループ再生させることも可能だ(固定の繰り返し回数か、メッセージボックスを閉じるまでループするかを指定する)。
タイマには、「10分計」「ラーメンタイマー(3分計)」があらかじめ登録されている。もちろん、ユーザが任意の設定を登録することも可能。WAVファイルを用意すれば、アラーム音を差し替えることもできる。
スキンを利用して外観を切り替えることも可能。サンプルとして、白色を基調としたスキン(1種類)が同梱されている。操作をマウスやキーボードに割り当てるための「マウスバインド」「キーバインド」の設定も可能だ。