タイトルや作者名など、書籍に関する詳細な情報を簡単に取得し、管理できる個人用の蔵書管理ソフト。「私本管理 Plus」は、インターネット上のデータを検索することで、入力時の手間を大幅に省力化できる蔵書管理ソフト。数千冊に上る大量の蔵書も管理できる。蔵書を管理しやすいよう、項目名の変更や表示画面の編集といったカスタマイズも可能。専用のプラグインを使って、ホームページで公開したいデータだけをHTML変換することもできる。
大きな特徴が、ISBNコードやJANコード(バーコード)を利用して書籍のデータを簡単に取得・登録できること。入力されたコードでAmazon.co.jpを検索して、タイトルや作者、発行所、巻、レーベル、サイズ、定価、ページ数、初版発行日などの書籍の詳細な情報を取得する。書籍データの一括登録も可能だ。さらに、書籍の内容や表紙画像のURLなども同時に取得できる。ユーザは、購入日や読書開始日/読了日や書籍の保管場所/貸出場所といった個人的なデータを更新するだけでよい。シリーズものの書籍をまとめて管理することも可能で、共通する項目への訂正のシリーズ全体への適用も簡単に行える。
ISBNがわからない場合は、タイトルや著者名、発行所をキーに検索して、ISBNを取得することもできる。さらに、作者のホームページからダウンロードできるプラグインを導入すれば、Amazon.co.jp以外のサイトから書籍データを取得できるようになる。
書籍データは、日本十進分類法(NDC)で管理することも、ユーザが任意に作成したカテゴリーで管理することも可能。NDC分類では、登録データから自動的にカテゴリーツリーが作成される。最大3階層のカテゴリーツリーにより、目的の書籍を簡単に見つけられるようになっている。
データのバックアップやエクスポートも可能。バックアップでは、LZH形式で圧縮してバックアップファイルを作成できる(UNLHA32.DLLが必要)。エクスポートはSHN(「私本管理 Plus」形式)/TXT/CSV形式で行える。CSV形式ファイルからデータのインポートも可能だ。そのほか、検索結果の印刷や項目ごとの総冊数/ページ数/総金額の集計なども可能だ。