Windows標準の「最適化」ツールではできない、高精度なデフラグメンテーションを実現するデフラグソフト。「PowerX PerfectDisk」は、独自のファイル再配置方式“SMART Placement”を搭載した高機能デフラグソフト。更新頻度の高いファイルを空き領域側に配置して、断片化の発生領域を縮小する。新バージョン「8」ではドライブ分析機能、スケジューリング機能をはじめ、さまざまな機能強化が図られた。
ドライブの健全性を評価する分析機能では、ファイルを開かずに断片を検索する独自技術が採用され、分析速度が大きく向上した。システムリソースの消費量も抑えられ、分析時に別の作業をしていても軽快な動作が維持される。分析の結果、推奨される最適化方法を示す機能もある。
(Windows標準の「最適化」ではサポートされていない)システムファイルのデフラグももちろん可能。「ディレクトリ」「ページファイル」「ハイバネーションファイル」「NTFSドライブ上のメタデータ」を最適化することもできる。ブートファイルを最適化することで、Windowsの起動プロセスが速くなる可能性もある。
あらかじめ空き領域を最適化しておき、断片化の発生を抑制することもできる。空き領域の最適化については、より精密なデフラグを行うオプションも用意されている。
新バージョンで大幅に強化されたのがスケジューリング機能。バックグラウンドでの定期的な最適化が行える。スケジュールの指定方法は4種類。
- 1回のみ(日付・開始時刻を指定)
- 日単位(平日のみ/週末のみ/頻度による指定から選択)
- 週単位(曜日で指定、頻度で指定のいずれも可能)
- スクリーンセーバ
「スクリーンセーバ」は特殊な指定方法で、前回の最適化から一定時間経過後にスクリーンセーバが起動したら、同時に最適化を開始するというもの。指定方法を複数組み合わせてスケジューリングすることも可能だ。そのほか、「単一ファイルの最適化」「USBデバイスの最適化」「最適化後の自動シャットダウン」「オンスクリーンヘルプ(メイン画面にヘルプを表示)」などの機能が追加された。