“過去の時間を管理する”ためのソフト。「チェックイン」「チェックアウト」で時刻を記録し、経過時間をデータ集計する。「刻録」は、チェックイン/チェックアウトの時刻をセットで記録することで、時間管理を行うためのソフト。毎日の活動時間や、日単位/月単位の集計データを閲覧できる。メイン画面は、現在のステータス(チェックイン中/チェックアウト中)と、前回のチェック時刻だけが表示されるシンプルな構成。下部には「チェックイン」「チェックアウト」のボタンが用意され、時間を記録したいときにボタンを押すだけだ。
ボタンを押すことで、システムに登録されている「現在時刻」がデータとして記録される。メイン画面では、現在のステータスに合わせて「いま操作すべきボタン」がデフォルトで選択できるよう、青色でハイライト表示される。例えば、チェックイン中であれば「チェックアウト」のボタンが青色になる。
操作回数に制限はない。1日何度でも、押せば押した回数分だけチェックイン/チェックアウトの時刻がログに記録される。「始業」「終業」だけでなく、作業の「中断」を記録に残すことも可能だ。
記録されたデータは、「ログ」「日集計」「月集計」の各形式で閲覧できる。「ログ」は、毎月(1日〜月末)のチェックイン/チェックアウトの全記録を表示するもの。「日集計」「月集計」は、チェックインからチェックアウトまでの経過時間の1日ごとの集計結果を表示する(1日に複数回のチェックイン/チェックアウトが行われた場合は、1日分を合算した合計値が表示される)。「日集計」では1ヵ月分、「月集計」では当月から遡って1年分をまとめて閲覧できる。
うっかり記録をし忘れたときの救済措置として、直前の操作(チェックイン/チェックアウトのいずれか1回)に限り「推定時刻」をあとから記録できるようになっている。