反射神経チェック機能を備えたコンパクトなタイマソフト。背景色や文字色などの外観を変えることもできる。「ARC七色タイマー F915」はその名の通り、七色の画面色(背景色)を選べるおしゃれなタイマソフト。アラーム、ストップウォッチに加え、反射神経を測定できる「反射神経チェック」の三つの機能を持つ。メインパネルのサイズは通常のものと、ボタンを表示しないコンパクトなものとを選択できる。
起動後に表示されるのは「アラームタイマ」パネル。タイマ表示部分の下にある機能名をクリックすることで、「Alarm Timer」(アラームタイマ)→「Stopwatch」(ストップウォッチ)→「Reflexes Check」(反射神経チェック)の順にパネルが切り替わる仕組み。
「アラームタイマ」は、あらかじめ指定した時間をカウントダウンし、0になるとアラーム音が再生される機能。時間の指定は、メインパネル下部の「入力テキストボックス」部分に直接数字を入力することで行える。数字の入力後、「Start」ボタンをクリックするとカウントダウンがはじまり、「Stop」で一時中断される。時間を設定し直すことも、もちろん可能だ。
あらかじめ時間のパターンを登録しておくことも可能。設定できるのは6パターンまで。例えば、3分、5分、10分などのように、よく使う時間を登録しておける。入力したパターンはメインパネル中央の「クイックバー」に表示され、バーをクリックすることで、タイマがスタート/ストップする。
「ストップウォッチ」は、1/1000秒単位の時間を計測できる(初期設定では1/100秒単位)。計測の開始・中断は「Start」「Stop」で行える。ラップタイムを記録することも可能。最大99ラップまで記録できる。ラップタイムリストのクリップボードへのコピー機能、ラップタイムの平均値を表示する機能などもある。
「反射神経チェック」は、ユーザの反射神経を計測できる機能。「Start」ボタンをクリックすると、まずメインパネル内の時間表示が消え、しばらくすると、おもむろにタイマが動き出す。動き出した瞬間を狙って「Lap」ボタンを押すか、スペースキーを押すことで、開始時からキー押下までの時間が表示される。
設定により、タイマの文字色と背景色、最前面表示、消音機能のON/OFFなどを変更することが可能。背景色は7色、文字色は5色から選択できる。WAVEファイルを用意することで、アラーム音を変えることも可能。「アラームタイマ」では、アラーム回数や「残り時間5分で音を鳴らすか」も設定できる。