ToDoとスケジュールの両方を同時にわかりやすく確認できるタスク管理ソフト。「TaMa.3 Free Edition」は、ToDo管理とスケジュール管理の双方の機能をあわせ持つソフト。ガントチャート風のグラフィカルな画面で、スケジュールの状態をひと目で確認できる。タスクはツリー状に分類し、重要度順に並べ替えたりすることが可能だ。
タスクは階層管理できる。ルートフォルダやタスクの配下に、階層構造を持つ子フォルダやタスクを作成することが可能。例えば、「大分類」「中分類」「小分類」といったように、タスクをツリー状に重ねて管理を行える。タスクに入力できるのは、
- タスク名
- タスクの重要度(緊急/A/B/Cの4段階)
- 進捗状況(0〜100までの任意の数字)
- メモ欄(自由に文章を入力できる)
- 予定の開始日/終了日
- 実際の開始日/終了日
といった情報。「重要度」は、表示の色分けのほか、タスク一覧画面での並べ替えに利用できる。「メモ欄」には仕事の説明や状況などを登録しておける。「開始日/終了日」は、画面右側のグラフィカルなチャートにも表示され、ひと目でタスクのスケジュールがわかるようなっている。スケジュールを表すチャートは「ガントチャート」風。現在進行中のタスクや開始予定のタスク、終了済みのタスクなどが帯状に色分け表示される。左右方向のスケールは、短期/中期/長期の3段階で切り替えることが可能。チャートの背景色や、タスクを示す帯の色などは、ユーザがカスタマイズできる。
チャートを上下に2分割表示できる「分割表示」機能もある。異なるファイルに登録された二つのタスクのスケジュールを隣り合わせて表示し、比較検討できる。スケジュール表示部分をマウスで左右にドラッグすることで、過去や未来のチャートの確認も簡単に行える。分割表示された二つのチャート同士でそれぞれ別の期間のスケジュールを表示できるため、過去に行った同種のスケジュールとの比較なども容易だ。
休日設定には「土曜」「日曜」のほか、祭日や国民の休日などがあらかじめ登録されている。会社独自の休日などをユーザが任意に追加・編集することも可能。「Finder」と呼ばれる検索機能も備える。タスクのタイトルやメモに含まれる文字列を対象に検索を行える。
データファイルの形式は独自の「.XHC」。1ファイル中にタスク(ToDoアイテム)を複数登録できる。ひとつのチャートに複数のXHCファイルを読み込み、全ファイルに含まれるタスクを同時に表示させるといったことも可能だ。