マウス操作により、ポインタ下にあるウィンドウのスクロール操作や、ウィンドウの一時的な半透明化/最前面化などを行えるユーティリティ。「ZTop」は、ホイールを中心としたマウス操作から、デスクトップ上のさまざまな動作を可能にする“マウス操作支援ソフト”。タスクトレイに常駐し、マウスによる便利な操作が行えるようになる。利用できる機能は、
- ポインタ下にあるウィンドウへのホイール操作
- ホイールのスクロール変換
- 【Shift】+ホイールでの横スクロール
- ウィンドウのアクティブ化
- ウィンドウの半透明化/スナップ
- 音量の変更
など。「ZTop」の常駐時には、アクティブ/非アクティブに関係なく、マウスポインタの下にあるウィンドウをホイールでスクロールさせることができる。「ホイールのスクロール変換」「【Shift】+ホイールでの横スクロール」では、スクロール量を1〜10行または“ページ”で設定することが可能。「ウィンドウのアクティブ化」は、MDI形式のウィンドウの切り替えにも対応している。ウィンドウの移動/サイズ変更時に、半透明化やスナップを行うことも可能。透明度は10%単位で10〜90%の範囲で指定できる。スナップはウィンドウ同士が近づいたときに吸着するもので、吸着範囲は1〜50ピクセルの範囲で指定できる。
「音量の変更」は、トレイアイコンにポインタを合わせ、ホイールを回転させることで行える。通常のホイール回転では5%単位で、また【Shift】+ホイール回転では1%単位で音量を変化させられる。ホイールクイックでミュートのON/OFFを切り替えることも可能だ。
「閉じる(×)」ボタン上でホイールクリックすると、ウィンドウが最前面に表示される。最小化/最大化ボタン上でのホイールクリックでは、前面のウィンドウを背面に移動させられる。
設定画面では、機能の詳細設定を行えるほか、ホットキーを設定することも可能。ホットキーからもさまざまな操作を行えるようになっている。