ソフトを開発しようと思った動機、背景
日ごろの運動不足を解消しようと、職場の最寄り駅の関内駅から一駅先の桜木町駅に歩いて行っているうちに、横浜の夜景にすっかり魅了されてしまいました。そこで、この美しい夜景を使って何か創れないかと考え、このソフトの制作を思い立ちました。開発中に苦労した点
写真はまったくの素人なので、夜景の撮影には苦労しました。見苦しいものもあるかと思いますが、景色の美しさに免じてお許しください。今回得られたデジカメでの夜景撮影のノウハウは、いずれどこかでご紹介できればと思っています。
また、写真は画面が狭い角度で切り取られてしまいますが、実際にはすべての場所で360度、どの方角を見ても絶景で、コースと写真の選定では苦渋の選択を強いられました。開発当初は写真の枚数を120〜130枚で予定していたのですが、サラリーマンの余暇で扱うにはいまの枚数が限界です。そういった意味でも、一番苦労した点は「日常生活の中でいかにして制作時間を捻出するか」かもしれません。
プログラミングで苦労した所は特にありません。Delphiの優れた生産性と、「TABitmap」や「TPNGImage」などのフリーで優良なコンポーネントのおかげです。
ユーザにお勧めする使い方
初期設定の状態が最もお勧めですが、写真を早くたくさん見たいという方は一枚あたり5、6秒ほどに設定してご覧ください。そんなせっかちなあなたには、実際にこのコースをのんびりと歩いてみることをお勧めします。ストレス発散に、運動不足の解消に、友達や彼氏彼女とのデートにも最適です! 空気のきれいな冬には特にお勧めです。
今後のバージョンアップ予定
現在市販されている液晶ディスプレイの主流はSXGAサイズ(1280×1024)のようなので、それに合わせた高解像度版を準備中です。追加データについてもいくつか企画しています。もし、みなとみらい周辺で三脚を持ってうろうろしているサラリーマン風の男を見かけたら、怪しまずに温かく見守ってやってください。
また、「横濱夜景散歩」では地図データやタイトル画像は写真画像と同様に外部データとして持っていますので、データさえ用意できればどの街の「○○夜景散歩」でも追加データとして創ることができます。いずれ横浜以外にも挑戦してみたいですね。
(井出 淳)