「MMMCheck」は、メールサーバを定期的にチェックし、電子メールの着信を通知してくれるソフト。タスクトレイに常駐し、新着メールがあればトレイアイコンの変化で教えてくれる。ユーザが手動で新着メールのチェックを行うことも可能。タスクトレイアイコンの左クリックやタスクトレイメニューから、すばやくチェックできる。

サーバに着信したメールは、一覧ウィンドウを開いて確認したり、その場で削除したりすることが可能。一覧ウィンドウには件名、発信者名、日付、サイズ、アカウント名が表示される。選択したメールのヘッダ部や本文を確認することも可能だ。

設定では、着信チェックの間隔を指定できるほか、

• 「MMMCheck」起動時の着信チェックの実行
• 受信件数のみのチェック（一覧表示をしない）
• 着信時に再生するサウンドファイル
• 起動する外部プログラム
• タスクトレイに表示するアイコン

全体的に見るとふだん使う上では取り立てて難解な部分はないので、「メールチェッカを使うのは初めて」という人でも比較的なじみやすいのではないだろうか。ただし、特定のアプリケーションが動作しているときはメールチェックを行わないようにする回避機能で、対象アプリケーションを専用のテキストファイルに記述しなければならないというのはちょっと残念だ。実際の編集作業は大したことではないかもしれないが、ここはやはりGUIアプリケーションらしく、対象リストを設定ダイアログから編集できるようになってほしい。

現在のバージョンでは本文の表示も可能となり、メールを確認するだけであれば、十分使用に堪え得るものとなっています。そのほか、ユーザの方々の要望を取り入れたりと、利便性を向上させる機能も追加され、さまざまな状況で、ユーザのメール環境への手助けとなればと考えています。

さらに、今後も使いやすくなるような機能は、追加していく予定です。