コンパクトなメモボックスから、メモの作成・閲覧をすばやく行えるソフト。スキンに対応し、外観を変更することも可能。「cobBox」は、デスクトップ上に並ぶ用途別のメモボックスをベースにしたメモソフト。利用できるメモボックスは6個。初期状態では「緊急事項」「Todo」「ミーティング」「アイデア」「メモ」に加え、「ゴミ」が用意され、用途別のメモを手早く作成できる。メモに日付や時刻、あらかじめ登録された定型句などを入力することも可能。メモの入力以外の操作は、マウスで簡単に行える。
起動すると、タスクトレイに常駐すると同時に、デスクトップにメモボックスが表示される。メモを作成するには、メモボックスをダブルクリックするか、タスクトレイメニューから「新規作成」ダイアログを開く。メモは自由に入力でき、1行目がタイトルとして利用される(1行目が空白の場合は「No Title」となる)。新規作成ダイアログ上で格納先を変更することも可能だ。
メモには、あらかじめ登録された形式で日付・時刻を挿入したり、定型句や接続詞を挿入したりすることが可能。コンテキスト(右クリック)メニューからすばやく挿入できる。挿入する定型句などは、もちろんユーザが編集できる。今日の日付や現在の時刻も挿入できる。
現在の登録済みメモ数の確認も簡単だ。メモの件数でメモボックスの画像が3パターンで変わるほか、メモボックスにマウスをポイントして表示されるチップか、タスクトレイメニューでも確認できる。この状態から登録済みメモを開いて編集したり、他のメモボックスに移動したり、削除したりといったことを、一連の操作の中で行えるように工夫されている。
スキンに対応し、外観などをカスタマイズすることも可能。スキンは、メモボックスが横に6個並ぶデフォルトのほか、縦に並ぶもの、階段状のものが用意されており、好みで切り替えられる。ユーザがINIファイルなどの編集を行うことで、さらにカスタマイズすることも可能で、メモボックスの名前や位置、チップ表示される際の言葉など、細かく変更することができるようになっている。