XCopyコマンドのオプションを簡単に設定できるようにしてくれるソフト。XCopyでは、オプション設定により「受け側より新しい日付のファイルのみコピー」などが可能だが、GUIを利用することでオプション設定を簡単に行えるようになる。「WinXCopy」は、Windows標準のXCopyコマンドを、コマンドプロンプトを開いたり、パラメータを入力したりすることなく、誰でも簡単に使えるようにしてくれるソフト。GUIを使ってXCopyのオプションをわかりやすく設定できる。ユーザの設定をバッチファイルに出力してくれる。
コピーするファイル/フォルダの指定、コピー先フォルダの指定は、一般的なWindowsソフトと同様、ファイル指定ダイアログから行えるのはもちろん、ドラッグ&ドロップで行うことも可能。コピー元のファイル/フォルダの指定は、コンテキスト(右クリック)メニューの「送る」でも行える。
オプションとしては、
- サブディレクトリをコピーしない
- 受け側より新しい日付のファイルのみコピー
- 指定日付以降のファイルのみコピー
- 受け側に存在するファイルのみをコピー
- アーカイブ属性のファイルのみ
など、主なものが用意されている。コピーの実行前に、コピーされるファイルの一覧を確認したり、コピーを実行せずにバッチファイルだけを作成したりすることも可能。逆に、バッチファイルを読み込ませて、ダイアログにその設定内容を反映させることもできる。
そのほか、コピーの対象外とする拡張子やファイル/フォルダなどの指定も簡単に行える。バッチファイル実行時のログを確認することも可能だ。