登録したWebページにすばやくアクセスできるInternet Explorer用ツールバー。RSSリーダや更新チェックなどの機能も備える。「QuickLinkBar Ex」は、IEのリンクバーをベースに、大幅な機能強化が図られたといった趣のツールバー。リンクバー同様、アドレスバーなどからのページアイコンのドラッグ&ドロップで簡単にURLを登録でき、ツールバーのクリックなどで目的のページにすばやくアクセスできる。リンクバーのほか、URLコレクション、RSSリーダ、更新チェックなどの機能が提供される。アドオンタイプのツールバー(QLinkEx.DLL)と、更新チェックやオプション設定などを担当するソフト(SiteCheck.exe)で構成される。
リンクバー機能ではIE同様、登録アイテム(URL)をフォルダで分類して階層管理することが可能。ひとつのアイテム(URL)に、複数のURLを関連付けて登録できる「URLコレクション」といった機能もある。アプリケーションなどを登録すれば、ランチャとして利用することも可能。初期状態では、(サンプルサイトのほかに)マイコンピュータ/マイドキュメントが登録されている。
blogサイトなどで配信されているRSSフィードのURLを登録すると、更新時(未読がある場合)に「更新一覧」ウィンドウをポップアップし、記事の見出しを表示する。一般的なRSSリーダ同様、マウスクリックで目的の記事ページにすばやくアクセスできる。ウィンドウからのほか、ツールバーからも記事ページにアクセスすることが可能。RSSフィードは、ニュース/コンピュータ系の記事を配信している代表的なサイトがあらかじめ登録されている。もちろんユーザが好みのRSSを登録することも可能で、簡単な操作で登録できる。
サイトの更新チェックは、最終訪問日時と最終更新日時を比較することで、更新判定を行う機能(HTTPリクエストのHEADで、最終更新日時を取得できる必要がある)。RSS/サイトの更新ともに、チェックはユーザが任意時点で行えるほか、自動で実行させることも可能。自動チェックの場合は、時刻やインターバルだけでなく、曜日や日付の指定も行える。
「SiteCheck」ウィンドウでは、フォルダ構成の変更や登録したサイトの削除、更新チェックの詳細設定、ページの更新日時や最終訪問日の確認、更新チェックの履歴表示などを行える。更新を通知するポップアップウィンドウは、表示位置や表示件数などをカスタマイズすることが可能。テンプレートによるデザイン変更も行える。テンプレートは、3種類が付属するほか、作者のホームページからダウンロードすることもできる。