キャラクタがメールを届けてくれる電子メールソフト。「びじゅめいる2」ユーザ同士であれば、メール作成時に指定したキャラクタが相手にメールを運んでくれる。「びじゅめいる2」は、さまざまなキャラクタが登場する、グラフィカルで楽しい電子メールソフト。利用できるキャラクタは40種類以上。「女子高生」「消防官」「大工」「りす」など、バラエティに富んでいる。初期状態で使えるのは、このうちの5種類とデフォルトの「郵便屋さん」の計6種類。「郵便屋さん」以外はユーザごとにランダムに割り当てられるが、一度メールを届けてくれたキャラクタは以降、自分でも使えるようになる。「びじゅめいる2」のユーザ同士で幅広くメールを交換していくうちに使えるキャラクタが増える仕組みだ。
扉付きの部屋をイメージしたメイン画面からは、メールの作成(書く)、受信(チェック)、参照(読む)、設定の各機能を呼び出せる。メールのチェックを実行すると、ガイド役のナビゲーションキャラクタ「ミーコ」が登場し、着信があれば差出人のアドレスや件名などを吹き出しで教えてくれる。同時に、送信相手の指定したキャラクタが扉を開けて現れる。「びじゅめいる2」ユーザ以外からのメールの場合は、キャラクタが自動的に郵便屋さんになる。
メールを参照するための画面は、一般的な電子メールソフトと同じく、フォルダ一覧、メール一覧、プレビューからなる3ペイン形式。フォルダ一覧には任意にフォルダを作成して、メールを整理することが可能。フォルダを階層的に作成することもできる。メール一覧での選択メールのダブルクリックなどで、メール表示画面が表示され、ここから返信などを行える。
電子メールソフトとしての基本的な機能はひと通り揃っている。メール作成時には、編集中の文字数をステータスバーで確認できるほか、重要度や開封確認要求を指定することも可能。さらに、あらかじめ指定した文字数(またはバイト数)を超えると、自動的に入力欄の色を変更して教えてくれる「リミッタ」機能もある。
マルチアカウントに対応し、利用できる最大アカウント数は50。もちろん同一アカウント内で署名を使い分けることもできる。グループ管理が可能なアドレス帳では、CSV形式でのインポート/エクスポートに対応。メールそのもののEML形式でのインポート/エクスポートも可能だ。
そのほか、1分単位で最大360分まで指定できる定期メールチェック、返信用/転送用それぞれひとつを登録できるフォーマット(テンプレート)などの機能がある。