マウスポインタをデスクトップ端に移動させることで、エクスプローラを「引き出せる」ソフト。エクスプローラからマウスを遠ざけると自動的に非表示になる。2画面操作を補助する「補完Exp」やランチャ、フォルダ監視機能なども備えている。「HideExp」は、マウスポインタをデスクトップの端に移動すると、そこからエクスプローラを引き出せる(スライド表示で出現させる)エクスプローラ用ユーティリティ。マウスポインタをエクスプローラ以外の場所に移動すると、エクスプローラは自動的に非表示になる。引き出す位置は、初期状態では左側が指定されているが、上下左右端を任意に指定できる。複数の位置を同時に指定することも可能だ。
引き出し機能のほかに、「補完Exp」「DualExp」が用意されている。「補完Exp」は、引き出すエクスプローラとは別に、エクスプローラ画面を表示する機能。このとき、引き出すエクスプローラと重ならないようにサイズが調整される。「DualExp」は、引き出すエクスプローラと補完Expの両方を同時に表示させる機能だ。また、スライド表示させたエクスプローラを自動的に非表示にしない「引出時固定」コマンドも用意されている。
ランチャ機能も備えている。指定フォルダにショートカットを配置することで、アイテムとして登録され、タスクトレイアイコンの左クリックメニューと、ポップアップメニューからアプリケーションなどを起動できるようになる。指定フォルダ内にサブフォルダを作成すれば、フォルダ構造がランチャにも反映される。設定により、ショートカットだけでなく、すべてのファイルをアイテムにすることも可能だ。
そのほか、特定のフォルダを監視して、指定した拡張子のファイルがあれば自動的に移動したり、アプリケーションを起動させたりできる「フォルダ監視機能」も備えている。引き出すエクスプローラに関する設定では、どのくらいマウスポインタが離れたら非表示にするかという「不感知ドット数」、スライド表示速度、感度、不感知領域などを指定・調整することができる。