オンラインソフトをコンパクトに収納し、必要なときに展開(解凍)して呼び出せるランチャ機能付きのアプリケーション管理ソフト。圧縮状態で管理するため、ディスクの使用量を抑えることができる。「LHpod」は、アプリケーションを圧縮して管理する“格納型”のランチャ。コンパクトなメイン画面には、オンラインソフトを管理するためのツリービューと、ツリーで選択されたソフトの「説明」を表示するコメントエリアがある。ソフトを登録するには、実行ファイルが含まれるフォルダを選択するか、またはフォルダごと「LHpod」のウィンドウにドラッグ&ドロップすればよい。
登録すると、まず圧縮が行われ、次にアイテム登録用の設定画面が表示される。設定画面では、ツリーに表示する「名称」「実行コマンド」「アイコン」を登録できるほか、登録する「カテゴリ」を選択できる。ツリーは初期状態では「LHpod」のルートと「メイン」が用意されているが、ユーザが任意にフォルダを作成して、階層管理できるようになっている。
設定画面ではさらに、アプリケーションの「説明」を登録しておける。アプリケーションに同梱されているヘルプ/ドキュメントがテキストファイル(TXT)の場合は、簡単な操作でテキストの内容を表示させ、任意の範囲をコメントエリアに取り込める。HTMLなど、テキスト以外の形式の場合も、アプリケーションを含むフォルダをすばやく開き、コピー&ペーストして登録できる。「説明」のほかに、テキストファイルの一部を「名称」に取り込む機能もある。
設定が終了すると、「もとのフォルダを削除するかどうか」を問い合わせてくる。削除しておけばハードディスク容量の節約になるし、そのままで残しておくこともできる。
アプリケーションを利用する際は、ツリーでアイテムを選択して「実行」すれば、圧縮格納されたアプリケーションを展開した上で起動してくれる。このとき、ファイルは「LHpod」のフォルダ下に展開され、アプリケーションの終了後に「格納」コマンドを実行することで、展開されたファイルが削除される(「格納」を実行しない場合、展開されたファイルはそのまま残る)。