指定時刻にメッセージ表示などを行ってくれるアラームソフト。マルチメディアファイルの再生や壁紙の変更、パソコンのシャットダウンなど、バラエティに富んだ動作を実行させることも可能。「Multi Function Alarm」は、簡単な設定でさまざまな動作を実行させられる汎用アラームソフト。起動するとタスクトレイに常駐し、あらかじめ設定した9種類の動作を指定時刻に行ってくれる。
- メッセージの表示
- 音声・動画ファイルの再生
- ブリンクしてメッセージの表示
- スクリーンセーバの変更
- 伝言板メッセージの変更
- 壁紙の変更
- コマンドの実行
- パソコンの再起動
- パソコンの終了
「ブリンクしてメッセージの表示」は、タスクトレイに常駐したアイコンが点滅し、クリックすることで、あらかじめ登録しておいたメッセージが表示されるもの。「伝言板メッセージの変更」は、Windows付属のスクリーンセーバモジュール「伝言板」に、自動的にメッセージを登録してくれるものだ。再起動の場合は、実行までの待機時間および強制終了を指定することが可能。終了の場合は、サスペンド/休止状態ならびにパソコンの電源タイプに応じたA/B2種類の設定を選べる。
実行スケジュールは「何時何分」といった時刻指定のほかに、「毎時」「プログラム起動時」「n分毎」から選択できる。n分毎の場合は、1分から30分の計7パターンから選べるようになっている。実行日は、曜日や日付で指定することが可能で、毎年何月何日や毎月何日、指定した月の毎日といった形式で設定できる。
スケジュールは、複数を登録することが可能。日常的なアラームから、アプリケーションの定期実行やパソコンのシャットダウンといったルーティンワークの自動化まで、さまざまな用途に応用できる。
登録されたスケジュールは、コピーして一部を修正したり、その場でテスト実行したりできるほか、任意スケジュールの実行を一時的に保留することもできる。保留されたスケジュールは、本来予定されていた時刻になった時点で保留が解除され、次からは再び実行されるようになる。