漢字や熟語、慣用句をクイズ形式で学べる教育ソフト。小学生用から一般用まで、幅広い世代に対応した問題が用意されており、楽しみながら学習できる。「J単ネオ」は、熟語の意味を五者択一で選んだり、候補の漢字を組み合わせて四字熟語を作ったりといった問題で学習できる国語教育用ソフト。配布アーカイブに同梱されたサンプル問題のほかにも、小学生用、中学入試用、中学生用、高校入試用、一般教養と、さまざまな問題集が提供されている。これらの問題集を使って、小学生のための漢字をはじめ、熟語、四字熟語、慣用句などを学べるようになっている。
問題集はいくつかの単元から構成されており、どの単元から開始してもよい。問題の多くは10問を単位に出題される。10問が終了した時点で別の単元に移ることも、そのまま同じ単元を続けることも可能だ。
解答形式は、「五者択一」「漢字の組み合わせ」「漢字に対応する読みの選択」など、バラエティに富んでいる。例えば「意味にあった慣用句を選びなさい」という問題では、表示される意味を表す慣用句を、五つの候補の中から選択してゆく。また、四字熟語を作る問題では、10個の候補漢字から四つを組み合わせて、意味にあう四字熟語を作る、といった具合だ。解答の選択はマウスクリックでもキーボードからの数字入力でも行える。
解答が間違っていた場合は正解が表示され、あらためて正解を入力すると次の問題に進める。10問終了時点で不正解だった問題が再び出題され、間違えてしまった問題を復習できるようになっている。
成績は自動的に記録され、正解だった問題は赤、不正解だったものは青で表示される。一度不正解だった問題でも、その後に出題された同じ問題に正解すれば、「その言葉は習得したもの」として赤く表示される。また、「くわしい成績」を見ることも可能で、挑戦した問題の数や正解数、習得数、習得率、成績を確認できる。
すべての問題が赤く表示された(習得した)時点で問題集は終了となるが、成績表示をクリアして繰り返し学習することも可能。もちろん、別の問題集を読み込んで、新たな問題に挑戦してもよい。
多数の問題集がベクターサイトからダウンロードできる。