履歴をサムネイルで一覧表示する機能を持つWebブラウザ。タイトルだけではわかりにくいページでも、画像を見て即座に探すことができる。「村ウザ」は、URLやページタイトルといった通常の履歴データに加え、Webページの画面イメージを記憶し、一覧表示する機能を備えたWebブラウザ。画面は、メニューバーがなく、ツールバーにボタンが7個並ぶだけのシンプルなデザイン。Internet Explorerなどと逆で、画面左側がブラウズエリア、右側に履歴専用の「履歴パネル」が配置される。
履歴パネルには、「村ウザ」起動後にアクセスしたWebページのサムネイルとURL、ページタイトル、閲覧日時が一覧表示される。IEなどど同様、履歴をダブルクリックするか、または【Enter】キーを押すことで、目的のページにアクセスできる。
表示されるサムネイルのサイズは、初期設定で120×120ピクセル。サムネイルサイズは変更することも可能。50×50から300×300までの間で、任意のサイズを設定できる。また、履歴パネルの表示幅も変更することが可能で、ワンタッチで3段階に切り替えられる。
履歴をエクスポートすることもできる。「履歴のエクスポート」機能を利用すれば、選択した履歴のインターネットショートカットとBMP形式の画像ファイルを一括でエクスポートできる。
履歴URLの検索機能も備えている。アドレスボックスにURLの途中までを入力して【Esc】キーを押すと、履歴の中から前方一致するものを検索する。一致する履歴が複数ある場合は、さらに【Esc】キーを押すことで次の候補に移行する。ユーザは履歴パネルでページイメージを確認し、目的のページであれば、【Enter】キーを押してページを開ける。