フィルタ設定により、フォルダや複数ファイルの中から特定のファイルだけを抽出・圧縮できる圧縮専用ソフト。ファイルの指定にはワイルドカードや正規表現を使える。「EF」は、ドラッグ&ドロップの簡単操作と、フィルタリングによる特定ファイルの抽出・除外機能が特徴の圧縮専用ソフト。使い方は簡単で、
- 圧縮したいフォルダやファイルを「EF」のショートカットアイコンにドラッグ&ドロップ
- 表示されたダイアログで、圧縮形式、使用するフィルタなどを指定
し、「圧縮」ボタンを押すだけでよい。対応するアーカイブ形式はLZH/ZIP/CAB/7-ZIP。自己展開アーカイブや、ZIPの暗号化アーカイブの作成も可能だ。圧縮に関する設定は、「設定」モードで行う。設定モードでは、基本設定のほか、各アーカイブ形式の設定、ファイルを選別するフィルタの設定などを行える。基本設定では、デフォルトの圧縮形式や保存フォルダを設定する。保存先に同名ファイルが存在した場合の処理を「確認ダイアログを表示」「無条件で上書き」「現在の書庫に追加」「再指定」から指定できる。また、「ドラッグ&ドロップ時にダイアログを表示せずに即座に圧縮を実行する」「圧縮処理終了後に出力フォルダを開く」といったオプションも用意されている。
アーカイブ形式の設定では、各形式の圧縮率、圧縮方式などの指定を行える。
フィルタは「拡張子」または「拡張子を含むファイル名」で定義する。対象ファイルの定義では、ワイルドカードを使用できるほか、正規表現も使用できる。半角英字の大文字/小文字を区別することも可能。フィルタリングの結果として、「一致したファイルのみ圧縮」「一致したファイルを圧縮しない」のいずれかを指定できる。
シェルエクステンション機能をインストールすることで、エクスプローラのコンテキスト(右クリック)メニューに圧縮機能を追加することもできる。