「ブロックタワー」は、シンプルなルールのアクションパズルゲーム。キャラクタを操作して、ステージ内にあるブロックを持ち上げて運ぶ。ブロックを組み上げて足場を確保し、出口まで辿り着くことができればステージクリアとなる。

ブロックの形とサイズはすべて同じ。形はL字型で、高さはキャラクタの背丈ほど。キャラクタはこれを一度に1個ずつ、頭の上に持ち上げて運べる。ブロックのまっすぐな側（2段分）を上ることはできないが、段になっている側はブロックを運んだまま上ることができる。同様に、1段分は飛び降りることが可能。ただし、まっすぐな側の高さ（2段分）からブロックを運んだまま飛び降りると、キャラが潰れてしまう。

ブロックには特殊な性質がある。同じ向きのブロックは角を重ねることなく、すぐ隣の位置に階段状に積み重ねることができる。また、この状態のとき、段にはなっていても実際には重なっていないため、下の方にあるブロックを自由に引き抜くことが可能。これらの性質を利用してブロックの間を通り抜けたり、ブロックを積み上げたりしながら、出口まで辿り着くルートを作り出すことがゲームの目的だ。

使用できるキャラクタは、「猫」「こけし」「ロボット」の3種類。どのキャラクタも能力の差はない。選ばれなかったキャラクタは、ゲームの中で敵キャラとして登場。敵キャラに接触するとゲームオーバーになってしまう。

パズルの解が複数あるステージも多く、ただ単にステージクリアするだけではなく、ブロックの特性を利用していかにエレガントにパズルを解くかが重要なのもおもしろい。特に、階段状に並んだブロックの途中の段を抜くことでブロックを連続的に落下させて並び替えるテクニックは、決まれば見事だし、見ていても非常に楽しい。力ずくで強引に解くのもよいが、こういったエレガントな答えが見つかったときは喜びも一入だ。このあたり、模範解答の「教えて猫」を見ると、さまざまなテクニックが紹介されていて参考になる。いったん自力で解いたあと、これをみて答え合わせをしてみるのもおもしろいだろう。

開発中に苦労した点
ゲーム制作において重要な部分を占めるのが各種素材の用意だと考えています。ところが、自分は絵心なし、作曲もできない身なので、ゲームで使用する素材はすべて外部から用意する必要がありました。拙作の開発にあたり、快く素材を提供してくださった方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

ユーザにお勧めする使い方
スタートから出口に辿り着くまでの道筋を作者自身がプレイしたリプレイデータとして再生することができるので、わからない場合は見てみて下さい

今後のバージョンアップ予定
バージョンアップの予定は特にありません。