ワープロやエディタにそのままドラッグ&ドロップすることで、入力されたデータをコピーできる付箋紙ソフト。リッチテキストに対応し、文字色などを自由に変えられるほか、LAN上の他のコンピュータに付箋を送ることもできる。「付箋紙ポイ」は常駐型の付箋紙ソフトで、付箋の「新規作成」などの操作はタスクトレイメニューから行う。付箋上のデータはテキストおよびリッチテキストに対応。フォント、文字色のほか、太字/斜体といった文字の装飾を指定できる。背景色は、黄、緑、青など、計6色から選択し、付箋紙ごとに指定することが可能だ。
付箋作成時の編集機能では、切り取り/コピー/貼り付け/削除に加え、Undoを利用することが可能。これらの操作は、作成ウィンドウのツールボタンから実行できるため、編集は簡単に行える。他のアプリケーションからデータをドラッグ&ドロップでコピーすることも可能だ(コピー元のアプリケーションが対応している必要がある)。
付箋のデータは、【Shift】キーを押しながらのドラッグ&ドロップで、ワープロやテキストエディタなど、他のアプリケーションへコピーできる。付箋上のデータがリッチテキストの場合は、リッチテキストとしてコピーするか、テキストとしてコピーするかを指定することが可能だ(リッチテキストでコピーするには、受け側のアプリケーションがリッチテキストに対応している必要がある)。
ドラッグ&ドロップでのコピーでは、コピー後の動作を指定することもできる。「コピーのみ」のほか、「コピーして付箋紙をはがす」「ログに出力して付箋紙をはがす」から選択できる。コピー後に限らず、不要になった付箋をはがすときには、ログ出力の有無を指定することができるようになっている。
LANでのデータのやり取りにも対応。送信側と受信側の「付箋紙ポイ」で同じポート番号を設定するだけで、「付箋紙ポイ」上のデータを別のコンピュータに送れる。操作は、付箋上のコンテキスト(右クリック)メニューから相手のコンピュータを指定するだけと簡単だ。
そのほかにも、付箋の整列機能、非表示機能などがある。