異なるアプリケーションのウィンドウをタブ化して管理できるユーティリティ。アプリケーションウィンドウをタブ切り替えのパネルとして取り込み、Excel/エクスプローラ/ごみ箱といった本来まったく別のウィンドウを、一つのウィンドウの中で切り替えて表示できるようになる。ウィンドウをタブ化する方法は、
- すでに開いている任意のウィンドウをメニューコマンドでタブとして追加する
- 開いているウィンドウすべてをタブ化する
- ウィンドウが開いたことを検知して、自動的に追加する
の3種類。自動追加については、条件を指定して合致したものだけを追加することが可能だ。「すごい たぶちさん」の起動時に自動追加を実行する動作オプションもある。タブ化されたウィンドウは、一般的なタブ採用アプリケーションと同様、クリックでパネルを切り替えられる。「すごい たぶちさん」本体のウィンドウを上下や左右に分割することも可能で、ウィンドウ内に複数のタブパネルを同時に表示させられる。分割したウィンドウでは、境界線(スプリットバー)のドラッグで表示サイズを変更できるほか、隣接するエリアに表示中のタブパネルを移動することも可能。また、エクスプローラ同士でファイルをドラッグ&ドロップしたり、エクスプローラからアプリケーションへファイルをドロップして開いたりといった操作も行える。
タブの切り替えや解放(タブ化した状態から通常のウィンドウへ戻すこと)は、マウス操作のほか、メニューコマンドやキーボードショートカットからも実行できる。メニューやショートカットキーのカスタマイズ、タブの表示位置の変更といったことも可能だ。
「すごい たぶちさん」の「スタート」メニューには、Windowsのスタートメニューのうち、「プログラム」グループに登録されているショートカットがそっくり表示される。簡易ランチャ機能もあり、よく使うアプリケーションなどを「ショートカットウィンドウ」パネルに登録しておくことで、すぐに呼び出せるようになる。そのほか、ツールプラグインにより、ユーザが機能拡張を行うことも可能だ。