「分別ゴミの日カレンダー作成」は、その名の通り「分別ゴミ収集日確認用のカレンダー」を作成するためのソフトだ。

• 「毎週月曜日」「毎月第2金曜日」といった収集日
• 「燃やせるごみ」「古紙・古着類」などの分別の種類
• 分別の種類に対応したアイコン
• カレンダーを作成する年と月

収集日は「毎週×曜日」のほか、「毎月第1週」から「毎月第5週」までの5週、さらに「毎月3日」といった「特定日」で指定できる。カレンダーを作成するには、それぞれに対応した計7枚のパネルをタブで切り替え、「分別の種類」などの各項目をプルダウンメニューで設定すればよい。非常に簡単で、はじめてでも直感的に操作できる。

分別の種類は、計16種類まで設定することが可能。「燃やせるごみ」「粗大ごみ」「空きかん」「空きびん」など、あらかじめ9種類が設定済みで、すぐに使いはじめられる。追加はもちろん、設定済みの項目をユーザが書き換えることも可能だ。

アイコンは、BMP/JPEG/PNG/GIFの各形式の画像ファイルを利用することが可能。カレンダーに表示される際は42×40ピクセルになる。アイコンもあらかじめ9種類が用意され、ユーザが追加・修正できるようになっている。

出力されるカレンダーのデザインをカスタマイズすることもできる。タイトル名、分別名、曜日、年月、日付の文字サイズ、スタイル（太字・通常など）を変更できるほか、枠罫線の太さや色、年月やタイトル名の色などもユーザの好みで変えられる。設定はファイル保存することが可能で、複数の設定を作成し、用途に応じて使い分けるといったこともできる。

言われてみれば資源回収が当たり前になり、ゴミ収集日は複雑化する一方だ。燃えるゴミと燃えないゴミのころは曜日で覚えておけたのだが、いまどきの回収日は侮れない。我が家でもカレンダーの横に「今月のゴミ回収日のお知らせ」というチラシがマグネットでとめてある。毎月カレンダーにマーカーで写すのが面倒なせいもあるが、これだと一覧性がちょっと悪い。スケジューラに回収日を入れておくという手もあるのだが、日々の予定とゴミ回収日というのは折り合いが悪い。打ち合わせ日程と資源回収ゴミが並んでいると、予定がバッティングしたのかと思ってしまう。

「分別ゴミの日カレンダー作成」を使ってみると、さすがに専用だけあって、チラシ片手にスイスイと入力が終わった。一度主な回収日をセットしてしまえば、あとは「毎月20日の粗大ゴミが、今月は日曜だから21日」といった手直しをするだけで済む。わかりやすいアイコンが用意されているので、なにかのついでにチラリと見るだけで、必要な情報が読み取れるのもうれしい。

結果はHTML形式で出力なので、スケジューラにショートカットを挟んでおいても、デスクトップに表示することもでき、いろいろと応用が効く。さらに、そのまま印刷してキッチンに貼っておけば、家族の「このゴミ、何日だっけ？」という質問からも解放されそうだ。

覚えているようでついつい忘れがちなゴミの日だから、お部屋の整頓のためにも一手間かけてみるのはいかがだろうか？

そこで簡単に回収区域独自の一目瞭然な1ヵ月カレンダーを出力するソフトがあればなぁ、と考えて作ったのが「分別ゴミの日カレンダー作成」です。昨今では、どこの自治体でも程度の差こそあれ、ゴミの分別は細分化されているかと思われますので、ぜひ一度お試しください。

ユーザにお勧めする使い方
ユーザの方には次のような使い方をお勧めします。

1.基本的な使い方

自治体から配布される資料をもとに「曜日・分別の種類・アイコン」を頑張って設定してください。設定するのはその1回こっきりです。その設定を環境ファイル（*.gcm）として保存してしまえば、あとは毎月その設定を開いて「作成ボタン」を押すだけです。

2.普通のカレンダーとしての使い方

すでにお気づきの方も多いかと思いますが、「分別ゴミの日カレンダー作成」といっても「分別の種類」に設定する文字列やアイコンを変えれば、どんなカレンダーでも（定期的ルールがあれば）作成することができます。「塾の日カレンダー」「お仕事カレンダー」とご自由にご利用ください。