ソフトを開発しようと思った動機、背景
以前、VBで画像ソフトを作成していたとき、モニタ画面が16ビットでは、真のフルカラーで容易に処理や保存、印刷ができないことがわかったのですが、その画像品位を見るソフトが見当たりませんでした。そこで、「QtyScope」のようなものを作成して実際に使用してみると、単純明快に品位を把握できましたので、初心者の方でも扱えるキチンとした画面・画像キャプチャソフトにしようと思ったことが動機であり、背景です。開発中に苦労した点
開発に苦労した点というよりも、このようなソフト作成に時間を費やし、どれだけの方に使っていただけるのだろうか? 徒労に終わるのでは? と思いつつ作成しているときです。あとは、VC++で作成していますので、腕力勝負で時間がかかることかな?(ソフトを作っている方の共通の悩みですね……)
ユーザにお勧めする使い方
初心者の方でも迷わずご使用いただける簡単操作でありながら、充実した画面キャプチャ機能に加え、画像品位を把握することを大きな特徴としています。とにかく、いろいろな画像の品位を見てお試しいただき、このような品位表示が大切であることを、多くの方にご理解いただければと願っています。いろいろな画像の品位を表示していると、真のフルカラーの意味や、256色に減色した画像がなぜ減色ソフトによって異なるのか等が簡単にわかるようになります。これからは画像品位を意識されるようになることを期待しています。
「QtyCapture」は、単なるキャプチャソフトではなく、画像の作成・加工・修正・減色・印刷・その他すべての場面で、画像品位の把握にご使用いただけます。そして、画像の読み込み、保存等には、Visual Basicや.NET等でのカーネル「GDIPLUS」を使用せず、正式に対応していますので、256色や16ビットのモニタ画面でも安心してご使用いただけます。プロの方では、パソコンのモニタ画面やプリンタ、デジカメ、スキャナ、携帯電話等での画像のプレゼンテーションとして、まったくの初心者にも明快にアピールできると思います(品位表示は今後のバージョンでさらに強化します。参照「3D SCOPE PRO」)。
今後のバージョンアップ予定
次回のバージョンアップは、「JPEG保存確認画面」でのJPEG画像の品位把握の大幅な機能強化です。当面バージョンアップごとに、まだまだ新しい機能が追加されます。
ひとりごと!?
ホームページの段落文字やタイトル文字の背景バーに画像を入れると、立体感が出て見映えが一変すると思います。ぜひお試しを……。画像の作成には「壁紙ツクール」を……。画像でチョット派手になってしまった作者のホームページを一度ご覧ください(「壁紙ツクール」も早くバージョンアップしたいのですが、手が回りません……)。
(やまさん)