画面は、日付を立体的な球の上に、年月と曜日を画面上部に小さく表示するシンプルデザイン。背景には好みの画像を表示させることが可能で、JPEG/TIFFなどの形式のファイルを利用できる。起動ごと、日付ごとに、複数の画像を順番またはランダムで表示させることも可能だ。日付の背景色（球の色）は、日曜・祭日、ユーザの設定した記念日、特定の曜日などで設定できる。日付のフォント、年月、曜日の文字色の変更も可能だ。

記念日は、誕生日、例年の行事、家族のお祝いなど、ユーザが独自で設定できる。記念日には、内容を示すコメントを入力できるのに加え、画像を貼り付けておくことが可能。画像を貼り付けた場合は、当日になると、カレンダーの背景として表示される。登録した記念日は一覧リストで確認できる。一覧リストでは内容を編集することも可能だ。

ノートを使って小さなデジカメ写真付きメモを作成したり、「記念日」の代わりに日付に「予定」を書き込んでおくことで、マウスでポップアップ表示をさせて、簡易スケジュールメモにするなど、カレンダー以外の使い方も考えられそうだ。

開発中に苦労した点
デスクトップに常駐ということになると、あまり大きな面積で表示できないので、箱庭的なアプローチで小さなウィンドウに、できるだけ便利な機能を反映することを考えました。特にユーザインタフェースには苦労しました。

ユーザにお勧めする使い方
普段はデスクトップに表示し、カレンダを見たいときに、ステータスバーを使って即座に前面に表示するといった使い方をお勧めしたいです。

今後のバージョンアップ予定
六曜のサポートと、もっと即座にカレンダにアクセスできるホットキーへの対応、それと複数月の表示等をバージョンアップのテーマにしていきたいと思っています。