複数の画像を合成して1枚の壁紙にするコラージュ機能など、多彩な機能を搭載する壁紙チェンジャ。元の画像ファイルを変更することなくエフェクトをかける機能を備え、画像数が少なくてもバリエーションをつけてさまざまな壁紙を表示できる。「MAGI CASPER」は、多様な画像形式への対応が特徴の壁紙チェンジャ。画像が収録されているフォルダを選択するだけで、サイズやファイル形式を気にすることなく、画像を壁紙として手軽に利用できる。対応する画像形式は、JPEG/GIF/TIFFのほか、Photo CD(PCD)やPhotoshop(PSD)、PCXなど20種類以上。これらの形式のファイルを自動的にBMPに変換し、表示してくれる。画像が収録されているフォルダを指定するか、任意の画像ファイルを登録したファイルリストを作成してタイマを設定すれば、画像が順番に壁紙として表示される。登録順に順次切り替えるか、ランダムにするかを設定できるほか、画像を切り替えるインターバルも自由に設定可能だ。
また、画像サイズを自動的に判断し、拡大・縮小して指定の位置に表示させることができる。画像の縦横比はそのままで、サイズのみ変更する。画像サイズがディスプレイ解像度よりも小さい場合はタイル表示に、大きい場合は画面全体に表示するなど、表示位置を自動的に設定する機能も備え、画像の大きさを気にすることなく壁紙として設定できる。
エフェクトをかけて一味違った画像を壁紙にすることも可能だ。エンボスやぼかし、ハーフトーンといったエフェクトが用意されており、これらを画像にランダムに設定することができる。画像を別フォルダにコピーした上でエフェクトをかけるので、元の画像ファイルには影響が及ばない。さらに、複数の画像を合成して表示してくれるコラージュ機能も備える。使用する画像の数やサイズなど設定できるため、同じ画像を使いながらさまざまなバリエーションのコラージュを作成できるようになっている。
そのほか、デスクトップ上にカレンダーを表示する機能を搭載しており、カレンダーの表示位置や文字のサイズ、装飾など細かく設定できる。起動を意識させないような自動終了モードや画面非表示モードもサポートしている。