どのプログラムも苦労して作ります。
このプログラムも苦労しました。(^_^;)でも、人様に使っていただけるようなプログラムを作ろうとすると、どのプログラムも振り返ると苦労の連続であり、何らかのBreak Through(技術的な突破点)があって結果的に完成する……私としてはこういう実感が強いです。
で、このプログラムで上記の点を挙げると、まずフォルダツリービューです。これは「サンプル」として扱われていて、どこを探しても解説がないのです。でも、どうしても使いたくて、試行を重ねてどうにか使えるようになりました。
特に難関だったのは、パスを指定してそのフォルダを開くことです。苦労を重ねて何とか開くことができるようになり、このソフトを発表する運びになりました。おかげで、このあたりを含めて、操作性がよいとの評もいただいており、うれしく思っています。
独自の機能、利用価値があるだろうか?
Ver.2からは「改名予想屋」なんてのが登場し、個別改名[特窓]上ではこれから変更しようとするファイル名を予想します。このアイデアの元は自分で改名作業をしていて、ダイアログに直前に入れたファイル名がクリック一発で入れば一部を直せばよいだけなので楽なのだがなあ、と常々思っていたのが発端です。さらに考えを進めると、改名は結構一定のパターンで行なうことが多いので実際に変更しようとしている名前そのものもクリック一発で入れてしまうことができないことはないな、と気がつきました。
そこで鋭意取り組んだわけですが、ファイル名を推定するルーチンはかなりステップ数を多く取っています。実際にどの程度利用価値があるのか心配ですし、予想を外したりと、至らない面も多い思いますのでわきまえてお使いいただければ幸いです。
これからも改良するぞ
まだまだ至らない点が多いと思っていまして、引き続き機能増強をし、改良するつもりです。ただ、フォルダツリーとファイルリストボックスに一括改名ページを並列に配したインタフェースは、わかりやすく使いやすいのではないかと考えており、この基本は変更しないつもりです。
(三浦 忠彦)