エクスプローラ風のルックスを持つタグ挿入型HTMLエディタ。タグの色分け表示や内部プレビュー機能をサポートする。「HTMLanguor」は、タブ切り替え方式を採用したタグ挿入型HTMLエディタ。標準状態ではタグは登録されておらず、ユーザが自分に必要なタグだけを登録できるようになっている。作成したHTMLは、IEやNetscapeなどの外部ブラウザで確認できるほか、内部ブラウザで確認することも可能だ。メイン画面は、左上にフォルダツリー、左下に登録タグリスト、右側にエディタを配置した3ペイン構成。フォルダツリーは、起動時に開くフォルダを指定できるほか、指定した拡張子のファイルのみを表示させることもできる。
ページ作成で使用するタグは、「登録タグリスト」上にユーザが登録する。タグはグループ管理できるようになっており、分類用の階層(ファイル)を作成したあと、その階層下にタグを登録していく。
タグの登録は、開始/終了タグとオプションを設定するだけ。オプションは、タグ挿入後、開始タグと終了タグの間にキャレットを移動させる「between」、選択した状態でタグ挿入した場合、選択を維持する「select」、指定文字数分だけキャレットを左右に移動する「+9〜−9(18段階から選択できる)」が用意されている。そのほか、タグをコンテキスト(右クリック)メニューから挿入することも可能。登録できるタグは最大10,000個。タグ以外によく使う言葉や定型文を登録することもできる。
エディタではそのほか、選択した文字列の大文字→小文字/小文字→大文字変換、任意の行の行頭末への文字列の挿入、TABの空白変換、半角カナの全角変換などの機能も備える。ルーラ表示、自動インデント、タブやEOFマークなどの表示/非表示も選択可能。また、タグの挿入やファイル操作に多彩なショートカットキーを割り当てることができる。「キーマップ」を参照すれば、まだ何も割り当てられていないキーの組み合わせも一目瞭然だ。
完成したHTMLのプレビューは、ツールバー上のボタンひとつでIEやNetscapeなどのブラウザでプレビューできるほか、指定ブラウザおよび内部ブラウザによるプレビューにも対応している。内部ブラウザ利用時は、エディタ部分をプレビュー画面に切り替えて表示する。