コンパクトRDBエンジン
【1】はじめに
バージョン1.32から従来の16ビット版(MS/C 7.0),32ビット版(MSVC 4.0)に加えて、UNIX SVR4.xへの対応を図りました。本パッケージは実行版ですのでMSDOS,Win95,Windows NT(Intel CPU)で動作します。UNIX版を利用される場合はソースパッケージ(RSDB133S.LZH)を利用してビルドしてください。
Versin 1.3よりデータベースエンジン本体の機能的なアップは大したことはありません。悪しからず。 m(__)m。
【2】RSDBとは
RSDB(Rerational Small DataBase)とはMSDOS,Windows,UNIX上で動作するコンパクトなリレーショナルデータベースで、SQL言語を実行するコマンド(rsdbsql.exe)や、C言語から利用できる関数ライブラリ等から構成されます。
C言語関数ライブラリは、SQL文が利用できる高水準の関数からISAMファイルとしての低水準関数まで階層的に利用することが出来ます。
世の中には、この種のソフトウェアは、非常に立派な市販ソフトが各種ありますが、個人で買うとなるとやはり高価です。さらに近年、この種の市販ソフトは機能アップが図られて値上がりする傾向が見られます。
RSDBは、決してこれに対抗しようというほど大それたものではありませんが、必要最小限のRDB機能を有するフリーソフトウェアがあっても良いのではないかと思い、公開する次第です。
RSDBはC言語関数ライブラリが主体です。通常ファイルとRDBの機能を比較してみたい方、あるいは、RDB機能の必要なアプリケーションプログラムを開発される方のお役に立てれば幸いです。
【3】配布内容
実行版、C言語版と合わせて、以下のディレクトリ構成で展開します。
RSDB133R/
|
+−README.txt (実行版・C言語版パッケージ共通)
+−sample/ ...RSDB イントロダクション・デモ ディレクトリ
+−bin/ ...RSDB 実行ツール ディレクトリ
+−bin32/ ...RSDB 32ビット版実行ツール ディレクトリ
+−doc/ ...RSDB ドキュメント ディレクトリ
+−perl/ ...RSDBSQL jperl スクリプト ディレクトリ
| (以上は実行版パッケージの内容)
+−lib/ ...C言語 RSDB 関数ライブラリ ディレクトリ
+−inc/ ...C言語 RSDB 関数インクルードファイル ディレクトリ
+−source/ ...C言語 RSDB ソースファイル ディレクトリ
(以上はC言語版パッケージの内容)