人間の動作を3次元のCGアニメーションを使って表現
本ソフトは、日向野保夫氏作の「アペックス・スリーディア」を利用した人間モデルのアニメーションソフトです。
*「アペックス・スリーディア」は、工学社「ComputerFan」1994年12月号で
*掲載された、「プログラマーが少しの負担で高度(?)な3Dのプログラム
*を作るためのさまざまな機能を提供する、常駐型「3Dシステム」です。
人間モデルは頭、胸、腰、左上腕、左前腕、左手、右上腕、右前腕、右手、左腿、左臑、左足、右腿、右臑、右足の計15パーツからなっていて、階層構造を構成しています。ここで各軸の回転量をデータとして与えることにより、仮想3次元空間で、人間モデルがさまざまな動きをアニメーションでみせてくれます。つまり、、、
「人間の3次元立体モデルが、画面狭しと動きまわるのです!!!」
【主な機能 Ver.0.95】
○[超高速2Dポリゴン描画]
日向野保夫氏作の「アペックス・スリーディア」の利用により、フラットシェーディングを用いた超高速ポリゴン描画が可能。
○[アニメーター機能]
透視図または3面図上で、人間モデル、カメラ、環境の3つのアニメーションデータを元に3Dアニメーションが可能。
○[モーションエディタ機能]
実際に目で見ながら人間モデル、カメラ、環境の動きや姿勢の操作決定が可能。さらに決定した姿勢データを一時的にセーブできる。
○[自動中割機能+緩急システム]
同梱の計算ソフト"DIVCSV3.EXE"によりキーフレーム間の自動中割を行う。さらに中割数を指定することにより、動きに緩急をつけることが可能。
○[オプション]
起動時にオプションを入力することで、HUMANのシステムの詳細を設定可能。
○[柔軟なデータ構造]
・アニメーションデータ
人間、カメラ、環境はそれぞれ独立した動きのデータを持つ。CSV形式を採用しているので、表計算やデータベースソフトによる編集も可能。
・オブジェクトデータ
人間モデルを構成するパーツおよび環境のパーツ。多数の3Dポリゴンデータ作成ツールに対応しているので、自作も可能。
・オブジェクトパラメータ
人間モデルを構成する各パーツの形、大きさ、サイズを自由に指定可能。
・コンフィグファイル
アニメーション再生に利用するデータを、ここで容易に指定できる。よってたくさんの場面、パターンを設定変更することが可能。