WINDOWS〜MS-DOS病気診断
今回もArity PROLOG言語により心筋梗塞の病気のセルフチェック推論プログラムを作成しました。これまでも私の心臓僧帽弁不全関連などについての知識獲得のためのセルフチェック推論プログラムを試作しました。現在も循環器科の患者として毎月病院へ内服薬をとりに行きますと、循環器の病気を経験された患者さんから貴重な体験ばなしを聞くことができます。今回は心筋梗塞の患者さんをネタにして簡単な診断プログラムをつくりました。これは患者として、心筋梗塞という病気を理解するための学習ソフトとするものです。治療に一刻も争う心筋梗塞は、発作が起きてから6時間以内にPTCRの緊急治療で、血栓により閉塞した冠状動脈内に血栓溶解剤を注入する方法をとらないと心臓の心筋壊死が拡大して心不全や不整脈、心臓破裂など死に直結するいろいろな合併症を同時に引き起こします。ペテランのお医者さんは、まず心電図検査や血液検査、胸部X線検査、超音波心エコーなどで壊死した部位とその広がり、心臓の状態や合併症の有無を大まかに確かめます。一刻の猶予もない緊急治療には、この大まか確認が非常に重要となります。バソコンの言語学習のPROLOG推論プログラムを作成しながら、お医者さんのCCUでの判断業務の遂行に、豊富な知識と決断確認がいかに重要かを知ることができました。
ソフト名: | 心筋梗塞の病気診断 |
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動作OS: | Windows Me/98/95 MS-DOS |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 原 系之助 |