新生児らが学童までを4つに分けた維持輸液量と輸液速度が出力されます
今回の看護数式は、経口摂取が禁じられている患児に、短期間であれば水分と電解質を、長期間の場合は、熱量・蛋白質(アミノ酸)・水・電解質・ビタミンを食事の代用として投与します。●年齢に相応する維持輸液投与量を求めます。看護数式1)新生児・乳児=90ml×体重kg 2)1〜3歳=80ml×体重kg 3)3〜5歳=70ml×体重kg 4)学童=60ml×体重kg 4つの看護数式を体重入力後の計算開始ボタンにより4つの解答か維持輸液量と輸液速度が出力されます。やや複雑ですが、使い慣れれば便利と感じるでしょう。
乳幼児は学童・成人に比べ体重当たりの水分の量が多いので、水分喪失(脱水:嘔吐、下痢、発熱など)や摂取制限(食事制限、食欲不振)の状態と排泄量、バイタルサインを蜜に観察します。輸液速度に注意し、確実に注入されているか確認します。新生児や低年齢児は、血管外漏出などの異常があっても訴えないので刺入部位の観察を十分にします。