不感蒸泄量1g当たりの気化熱により喪失するエネルギー量が求められます
蒸発は水分がその表面で気化することをいいます。人体では不感蒸泄と発汗によって行われます。ひの際の熱の放散を気化熱といいます。気温が高くなると蒸発による熱の拡散が亢進し、不感蒸泄量1g当たりの気化熱により喪失するエネルギー量が求められます。発汗は水分の喪失のみでなくエネルギーも喪失させるので、水分の補給とともにエネルギーの補給も考えて看護が展開されます。汗による不快感だけでなく気化熱によるエネルギーの消費を防ぐために汗を乾布で拭きます。汗で湿った着衣を交換します。適切な病室環境を整えます。今回の看護数式から蒸発によるエネルギー喪失量は不感蒸泄量(g)と気化熱(0.578kcal/g)の入力から求められるので、すでに学習済みの「不感蒸泄量の求め方」を参照して、最初に不感蒸泄量を求める体重と体温の入力をします。これより求めた不感蒸泄量に気化熱を乗じた結果を出力ボックスに表示させます。それと同時的にメッセージボックスにも蒸発によるエネルギー喪失量をコメントします。
ソフト名: | 蒸発によるエネルギー喪失量 |
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動作OS: | Windows 98/95 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 原 系之助 |