体温上昇(発熱)により代謝は亢進されます 体温と代謝エネルギーの問題
体温上昇に消費するエネルギー量を加味した1日必要エネルギーを男女別に求めます。体温の上昇の原因に対する治療とともに看護的に体温下降を冷却法などで図ります。体温の上昇がエネルギーの消費(体力の消耗)に関連していることを考え、栄養価の高い食事について検討します。エネルギーの消費は酸素消費の増大を示すので、呼吸器疾患では呼吸状態を観察します。皮膚の機能とエネルギー消耗を考え保清に注意します。すでに登録済みの看護数式の「汗に含まれる塩分の量」「蒸発によるエネルギー喪失量」を参照。エネルギーの消費を最小限にするために安静の保持と保温に注意します。