自然気胸、外傷性気胸、人工気胸などで肺に虚脱を生じた場合にX線写真から虚脱の程度を求める
2次大戦直後に左肺肩甲骨あたりに≒20ミリ径の肺浸潤が出て人工気胸という治療をうけました。幸いに半年ほどで浸潤の影が消えて、職場に復帰できました。治療は絶対安静状態で左肋骨間から空気を気胸の間に入れ、人工的に肺に虚脱を与えるものでした。1週間に1回充填気の補給がありました。今回の学習課題は過去50年ほどまえの医療法を思い出しながらまとめてみました。当時、このような数式の知識はありませんでした。現在の人工気胸はX線写真などや計測器の進歩もあって患者を納得させる虚脱率フイードバックと治療法に適応した看護が行われているのは心強いことです。