仰臥位の患者褥瘡好発部にかかる重量を求め,看護の必要性を学習
自宅看護の私の姉が寝たきり患者になった時,往診にきていただく先生のよく心配・注意する看護ポイントは褥瘡の有無でした。姉は体位変換が自由にできたので阻血による褥瘡は死ぬまでありませんでした。往診の先生から「ジョクソウはありませんか?」と最初に尋ねられた時,「褥瘡」という医学用語が咄嗟に頭に浮かばなかった。
姉に帷子を着せる時,一番に気になったのが,褥瘡の有無でした。昨年以来,私は老人性角化質となった手足・背中の皮膚に,掻き壊しの「瘡」が幾つもでき,外用薬のローション剤のウレバールLを,夜の風呂上り後,患部に塗り続け,現在はきれいな肌に戻りました。発疹が出たときの痒さは我慢できないものでしたが,この薬で痒さも緩和しました。寝たきり患者の阻血部が褥瘡になるのを想像しますと,短時間ごとに徐圧のために体位変換をしなければならない自宅看護の方のご苦労が思いやられる問題点です。今回はこの問題に関係する看護数式ソフトを作成しました。
ソフト名: | 寝たきり患者の褥瘡好発部の体重分布 |
---|---|
動作OS: | 汎用 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 原 系之助 |