レジストリに残る通知領域トレイアイコンの不要な履歴を掃除する
タスクバーの右端または下端には、通知領域(「タスクトレイ」「システムトレイ」「インジケータ領域」「ステータス領域」などとも呼ばれます)があり、一部のアプリケーションが、そこにアイコン表示します。このアイコン(以下、トレイアイコンと呼びます)は、通知領域から削除された後も、[通知のカスタマイズ]ダイアログに、過去の項目として表示されます。表示を行ったアプリケーションを、システムから削除しても、これを削除することはできません。
これは、新しいトレイアイコンが追加されると、エクスプローラのレジストリに記憶されてしまうからです。このレジストリデータは、一方的に増大するため、何らかの不具合の原因となる可能性があります。
KNtfyClnは、レジストリに記憶されているトレイアイコンの履歴を、選択的に削除するアプリケーションです。
動作モードとして、「手動モード」と「自動モード」の二つを持ちます。手動モードは、レジストリからトレイアイコン履歴を読みこみ、個別のトレイアイコン履歴を選択して削除します。自動モードは、全てのトレイアイコン履歴、またはあらかじめ登録されている実行ファイルが作成したトレイアイコン履歴を、自動的に削除します。
このアプリケーションは、エクスプローラのレジストリの一部を直接読み書きし、また、エクスプローラの強制停止と再起動を行います。これらの操作の危険性について、十分ご理解いただいた上で、ご利用をお願いします。
読み書きしているレジストリデータのフォーマットについて、正式なドキュメントが公開されていないため、独自解析によっています。従って、全ての環境において、このアプリケーションが正常に稼働できる保証はありません。また、現在正常に稼働できる環境でも、将来のオペレーティングシステムのパッチやバージョンアップなどにより、正常に稼働できなくなる可能性があります。
ソフト名: | KNtfyCln(トレイアイコン履歴の掃除) |
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動作OS: | Windows Vista/XP |
機種: | IBM-PC |
種類: | フリーソフト |
作者: | Takeshi Kodama |