多倍長計算用BASIC for DOS/V
BASIC をおぼえてしばらくして計算機の様子が少し分かって来ると正確に計算できる数の範囲が驚くほど狭いことに気がつきこれでは何もできないと頭を抱えたことが誰でも一度はあるでしょう。環境に恵まれた人はあるいは数式処理言語を用いるという解決法を見い出したかも知れません。しかしそれでも何故こんな大げさで面倒なことをしなければならないのかと疑問に思うこともあったでしょう。数値計算だけで良いからコンパクトで高速な言語が望まれるわけです。
UBASIC86はそういう要求から作られた言語です。形式は誰でも使えるように通常の BASIC に準じています。BASIC は専門家の指摘する通り悪い癖の付きやすい問題のある言語ですが覚え易くしかも一度覚えると忘れない(忘れるほどの内容がない?)ことは非専門家には何よりの利点です。また我々のように短いプログラムしか作らないものにとってはその欠点もあまり出てきません。もちろん言語を作り易いというこちらの都合もあります。そのため普通の BASIC を少しかじったことのある人はすぐに使うことが出来ます。スピードも(機能の少なさゆえ)普通のミニコンで REDUCE を使うよりも優れているようです。実用性も素因数分解関係のものを十分高速に作ることにより証明出来ました。
ソフト名: | UBASIC86 for DOS/V 32bit版 |
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動作OS: | Windows NT/98/95 |
機種: | IBM-PC |
種類: | フリーソフト |
作者: | 木田 祐司 |