Macro SET

マクロがつかえるSETコマンド


ソフト詳細説明

MSETとはDOSの環境変数をセットする”SET”の上位互換の
コマンドです.
MSETの特徴は以下の点です.

1. 環境領域のアドレス、環境領域の残りの表示を行う.
2. マクロで特殊な情報(ドライブ情報など)を設定できる.
3. 一行にいくつもの環境変数を設定できる.また応答ファイルでさらに沢山の
環境変数を設定できる.(127文字オーバの環境変数の設定可能)
4. 小文字の環境変数の設定も行える.
5. 環境変数予備領域を作成することにより
”環境変数のための領域が足りません.”のメッセージを抑制できる.
6. 指定の環境変数のみ(ワイルドガード対応)の表示ができる.
7. 1画面ごとにポーズを行うことができる.
8. 対象環境変数領域を変更できる.(n個上の環境、最上位の環境など)
9. 環境変数領域をEMSに設定できる.
10.カッコを使った四則演算ができる.
11.ワイルドガード指定でまとめて複数の環境変数を削除できる.

MSETの本来の目的は”環境変数のための領域が足りません.”のメッセージを
抑制するために作成されました.
CONFIG.SYSで環境変数領域の大きさは指定できますが、ファイラーなど
で子プロセスとしてバッチファイルを実行すると一時的に環境変数領域が小さくなる
のでやはり”環境変数のための領域が足りません.”がでてしまいます.
原理は環境変数予備領域といわれる領域を環境変数領域にあらかじめ作成して
おき、環境変数領域が足りなくなったら環境変数予備領域からメモリを確保する
ものです.
駐在コマンドでなくDOSのSETをMSETに変えるだけなので特にメモリの
圧迫はしません.
環境変数予備領域とは特に特殊なものでなく普通の環境変数と同じものです.
たんにある名前で作成され(デフォルトでは'mset')指定したバイト数占有して
います.
例えば mset /f60 と実行すると

mset=0000+・・・・・0001+・・・・・0002+・・・・・0003+・・・・・0004+・・・・・0005+・・・・・

と新に作成された環境変数 mset が環境変数予備領域のことです.

動作環境

Macro SETの対応動作環境
ソフト名:Macro SET
動作OS:MS-DOS
機種:汎用
種類:フリーソフト
作者: M.Mizunami 

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