new/delete Super Class for DOS
"NewDely" とは、new/delete をUMBやHMA(*1)に対応させて容量
と速度をチューンアップした、スーパークラスです。 使い方は簡単です。
使い慣れた new/delete 同様にして、DOSメモリを隅々まで簡単に扱うこと
ができます。「もう少しメモリが欲しい方」にお薦めします。
また、/D_AP_DEBUG オプションを付けて、コンパイルするだけで、デバッグ
用ライブラリがリンクされ、メモリブロックへのオーバーライト(不正な書き
込み)やメモリリーク(解放忘れ)などを監視・診断・報告することや、各関
数の引数や内部チェックを厳密に行うことによりアプリケーションからの不正
な利用を早期に発見し、品質向上に寄与します。
(*注釈)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(*1) UMB=Upper Memory Block: 640〜1Mbyteのメモリ領域(PC/AT他)
HMA=High Memory Area: 1Mbyte以上にある約64Kbyteのメモリ領域
i286CPU以上で、XMSドライバ("HIMEME.SYS"など)が組込まれてい
る必要があります。 DOS 5.0以上で、config.sys に DOS=HIGH が指定
されていればHMAは使われません。
【特 徴】
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標準 new/delete に比べ、以下の特徴があります。
(1) UMBやHMAを活用し、最大448Kバイト拡大できる
(2) 最大50%速度向上する (ベンチマークテストより)
(3) デバッグ機能によりメモリリークやオーバーライトなどを早期に発見できる