テキストをモールス符号として音を出すフィルタ for FM-R
cw.com は CW 受信練習プログラムではありません。ソースリスト、ダンプ
リストなどを打ち込んだ後、デバッグするためのツールです。cw.com は標準
入力から入力された ASCII 8 単位 (JIS) 文字セットを Morse 符号として音
を出すフィルタコマンドです。全角コード、モールス未定義文字等は無視され
ます。あなたのデバッグライフのお役に立てれば幸いです。
使用方法:A>cw [-S###] [-R###] [-B] [-F###] [-P##:##:##]
● -S オプションはスピードを変更します。
初期設定値は 60 [字/分] です。
● -R オプションはいわゆるウェイト(長点短点比)を変更します。
初期設定値は 3 (3:1) です。
3 以外の値ではエンコード速度が設定通りにはなりません。
● -B オプションを指定するとスペースの連続を無視します。
● -F オプションは音調を周波数 Hz で指定します。
初期設定値は 880Hz です。PC9801 版では、VM 以降でしか音調を変
化できません。E/F/M etc.の方 (今更居ませんね?) は指をくわえて
我慢して下さい。
● -P オプションを使用すると CW のマーク/スペースに応じて、指定した
I/O ポートに指定したデータを送ります。例えば、
cw -P60:18:00
と指定すると、マーク時に I/O ポート 60H にデータ 18H、スペース
時にデータ 00H を送ります。つまりポート 60H の第3,第4ビットを
マーク時に 1,スペース時に 0 にします。
間違ってもこのポート出力を 8255 + Photo-coupler か何かを経由
して rig のキージャックをコントロールしようなんて思ってはいけ
ません。CW の送信は手打ちでするのが正統派です。