ROMライターの回路図と MS-DOS の制御ソフト
・AT互換機用 EP-ROMライターの回路図と制御ソフトです。
IBM-PC/AT互換機のプリンターポートに接続して使用します。
制御ソフトはMS-DOS上で動作します。
・ソフトの操作は全てメニュー形式ですのでコマンド入力は有りません。
・この ROM writer は、EP-ROM,EEP-ROM,FLASH-MEMORYに対応しています。
EP-ROMは64k〜8M
EEP-ROMは64k〜1M
FLASH-MEMORYは512k〜2Mに対応しています。
・ROM の製品識別モード(Device identifier mode)に対応しています。
ROMのIDを読んでメーカーと型番を自動認識しますので、書き込み電圧Vppや書き込みアルゴリズムを自動的に決定します。
製品識別モードに対応していないROMは、メーカーと型番で指定します。
製品識別モードに対応していないROMでID-READを実行すると、アドレスA9に12Vが印可されるためROMを壊します。
メーカーにもよりますが、EEP-ROMや128K以下のEP-ROMは注意して下さい。
サポートしていないデバイスは、書き込み電圧とアルゴリズムが同じデバイスの型番を指定して下さい。
現時点では、私がデータシートを持っているROMしか対応していませんのでサポートデバイス数はあまり多くありません。
又、私が(ICを)持っていないデバイスについては、動作を確認していません。
・ファイル形式は、Motorora-S,Intel-hex,Binary に対応しています。
・ファイルのデータは、バッファーメモリーに読み込んでからROMに書き込みますのでデータサイズ以上の空きメモリーが必要です。
ROM のデータバッファーは32ビット リニア アドレスの仮想メモリーにしていますので、先頭アドレスが大きくても大丈夫です。
コンベンショナルメモリーだけでも400kバイト位のバッファーが確保できますので、2MのROMまでは書き込みできます。
それ以上のメモリーを必要とする場合には、EMSを使用します。
EMSは32Mバイトまで使用できるように作っています。
・バッファーとファイル,バッファーとROMの間で相互に読み書きができます。
File <ーー> rom , rom <ーー> rom , file(Motorora) <ーー> file(Intel) 等の操作ができます。
・簡単なバッファーメモリーのエディット機能付きですので、ファイルやROMから読み込んでパッチを当てる事もできます。
ソフト名: | EP-ROM / EEP-ROM burner for PC/AT |
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動作OS: | MS-DOS |
機種: | IBM-PC |
種類: | フリーソフト |
作者: | 津田 哲郎 |