鉄骨柱梁仕口部自動積算プログラム
JW_CADの外部変形機能を利用した積算システムです。
いままで積算プログラムといえば、わたしの知ってる範囲ではほとんどが拾い出された積算データを集計し、重量計算や材料費の算出を行うプログラムでした。
図面を描けばそれで積算が出来る、という積算システムが欲しかったんですが、鉄骨構造の場合、部品登録して員数を集計するという訳にも行かず困ってました。
それじゃ、自分で作るかと何年も前に考えてはみましたが、いざ作るとなると、データ入力部分が文字ばかりになって解りづらく、何とかならないかと考えるばかりで完全に開店休業の状態でした。
今回は、JW_CADの外部変形機能を利用すれば、データ入力部分が何とかならないかと思い、再度挑戦することにしました。誰でも簡単に、わかりやすく入力できて、なおかつ簡単な操作で積算できるシステムという相反する命題(^^)をひっさげて作ってみることにしました。
結果として、操作方法はいたって簡単(^^)で、JW画面より基準寸法や部材断面を入力すれば、外部変形機能一発!!で、展開した板鋼のリストが表示されるようになりました。(ホンマカイナ)
新しく、計算とともに以前の結果を消し、新しい計算結果のみを表示できるようにしましたので、毎回、計算後の結果を消す必要がなくなり、連続計算を可能にしました。(Ver0.4 新機能)
Ver0.5では、コアー積算データをK3フォーマットのデータとして出力できるようにしました。これは拙作の鉄骨積算集計システム(桐V5)に接続して、重量計算までしてしまおうという欲張りバージョンです。K3フォーマットですので、桐V5に限らず表計算でも読み込むことができ、いろんな集計に役立つと思います。(^^;
まぁ、鉄骨に興味ある人でないと不必要なシロモノ^(--)^ではありますが、しかしこの外部変形はユニークな使い方をしていますので、一度試してやって下さい。
ソフト名: | 鉄骨柱コアー展開プログラム |
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動作OS: | MS-DOS |
機種: | IBM-PC PC-98 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 古賀 郁夫 |