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思い出の写真はパソコンで管理・編集しよう[画像加工編]

なんちゃってHDRなんちゃってHDR (2)
明暗処理の境界を変更したり、細部を強調したりもできる

「演算サイズ」は、どれだけの範囲を演算対象にするかを決めるもの。大きくすると、画像が不自然になりづらいように調整されるが、そのぶん処理に時間がかかる。逆に小さくすると処理時間は短縮されるが、変換後の色調が不自然になることがある。

「明暗処理の境界」は、明度を変更する閾値を変えるパラメータ。初期設定値は50%で、数値を増やすと閾値が広がるため明るく、減らすと暗くなる。「Lumi.」をONにしているときは輝度で、OFFのときはRGB値の単純平均で閾値が計算される。

「細部の強調」は、エッジへの効果を指定する。実際のHDR合成では、露出が異なる部分を合成するときにエッジをぼかすことが多いため、それとは逆にエッジを強調する処理を追加で行うことが多い。ただし、あまり強調しすぎると自然な色彩にならないことがある。

処理後の出力サイズを変えることも可能。プレビューサイズでの出力、長辺600〜1,800pixelでの出力を行える。そのほか、写真全体の色調を調整するカラーフィルタも用意されている。「鮮やか」「白黒」「セピア」「鶯」に加え、指定色の色調に変えられる「○色っぽい」フィルタもある。


■なんちゃってHDR 2009/2/18
  • 作 者:河辺 邦正 さん
  • 対応OS:Windows XP
  • 種 別:フリーソフト
  • 作者のホームページ:http://homepage2.nifty.com/kht0000/


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    処理の実行はメニューバーから行う。画像の出力だけでなく、プレビューを更新するときも「処理実行」が必要
    処理の実行はメニューバーから行う。画像の出力だけでなく、プレビューを更新するときも「処理実行」が必要

    パラメータは「オプション」タブにまとめられている。四つのバーをスライドさせて、パラメータを決める
    パラメータは「オプション」タブにまとめられている。四つのバーをスライドさせて、パラメータを決める

    処理中は、ダイアログに進行状況が百分率で示される
    処理中は、ダイアログに進行状況が百分率で示される


    思い出の写真はパソコンで管理・編集しよう[画像加工編]
    FilterTest (1):機能をフィルタ加工に絞り、簡単に操作できる
    FilterTest (2):迷ったら、まずは作者厳選の“実用的”フィルタを
    なんちゃってHDR (1):複数枚の写真を撮影することなく、HDR合成を擬似的に行える
    mark_bl2.gifなんちゃってHDR (2):明暗処理の境界を変更したり、細部を強調したりもできる
    ダウンロード:今回、紹介したソフトのダウンロードはこちらから


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