週刊ソフトニュース ■今週の注目ソフト!! ビリヤード総合学園 NECTARIS Desktop-Spice フォント見本の表示と印刷 DropReception MORE NEWCOMERS VERSION UP BACK NUMBER |
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NECTARIS Version 97.7.7 コンシューマ用のソフトとしてリリースされてから9年。お手軽シミュレーションゲーム(SLG)の草分け的存在のソフトが、いまWindowsに帰ってきた! 月日が流れても色あせないおもしろさは、まさに名作ならではの醍醐味といえよう。さらにエディタでオリジナルのマップも作成できるぞ。
●簡単お手軽の人気SLGがWindowsに登場! 1989年にPC Engine用のソフトとしてリリースされた「ネクタリス」。これは“誰もが簡単に楽しめる”をコンセプトとしたウォーシミュレーションゲームで、なんと20万本以上の販売実績を誇る人気ソフトである。 それがプレイステーションやゲームボーイ、そしてWindows 95にも登場することになったのだから、SLGファンは泣いて喜ぶべし。しかも、Windows 95版はフリーソフト。つまり、ダウンロードするだけ(もちろんセットアップは必要だが……)でプレイができる。さすが天下のハドソンと、この大英断に拍手しよう。 ●初心者から上級者まで楽しめる! ソフトそのものはPC Engine版のリメイク。グラフィックもバリバリの3Dではなく、ノスタルジックといってもいいぐらいだが、ゲームそのもののおもしろさは折り紙つき。絞りに絞りこまれた23種類のユニットはすべて個性的なもので、状況に応じて簡単に使い分けることができる。また部隊のユニットを補給する工場はあるが、生産という概念の廃止や、コマンドの簡素化などしたため、本当の初心者でも複雑に考えることなく、気軽にプレイできるようになっているのだ。 さらに「PC Engine版で全部プレイしちゃったから」とか「ちょっと歯ごたえがないなあ……」といった人のためには、ユニット配置エディタがある。これを使うことによって、ユーザが自由にオリジナルのマップを作ることができるようになった。つまり、自分で難易度を変更できるのだ。上級者なら過酷な設定のマップを作って自分の限界を試してみてもいいし、初心者がもっと練習するためにやさしいマップをいくつか作ってみてもいい。まさに無限の遊び方があるというもの。SLGと聞くとうずうずする人、そしてSLGが苦手で今まで敬遠していた人にも、ぜひプレイしてもらいたいソフトといえるだろう。
(芹澤 亮)
作者のホームページはこちら。 ソフト作者からひとこと 1989年2月にPC EngineのHuカードで「ネクタリス」を発売して8年間、「ゲームボーイ・ウォーズ・ターボ」の開発を皮切りにウォー・シミュレーション・ゲーム・開発チームを再度編成致しました。Win 95版「ネクタリス」は、そのプロジェクトの一端として移殖が行われたものです。 「ネクタリス」自体は古いゲームですが、そのシンプルなゲームシステムは現在でも十分通用すると自負しております。オリジナル開発当時に目指した、詰め将棋とかパズルのようなおもしろさを普及させるための第一弾として、Win 95版「ネクタリス」を97年にフリーソフトとして登場させた次第です。その後、雑誌応募によりユニット配置コンテストを行い、たくさんの応募作品の中から選ばれた優秀作品には賞金が送られ、PS(プレイステーション)版とGB(ゲームボーイ)版に採用されました。これからも機会を設けて、ユニット配置コンテストを行いたいと考えておりますので、よろしくお願い致します。
(ハドソン)
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