次に設定すべきは「保護」タブの項目だ。「アクセスブロッカー」を有効にすると、不正アクセスから個人情報を保護する事ができる。不正アクセスがあった際は警告が表示され、アクセスをブロックする事が可能だ。「Advanced SystemCare 14 PRO」でバージョンアップされた「ウェブサーフ保護」や「広告ブロック」を有効にすれば、Webサイトの閲覧時、仮想通貨マイニングや悪質な広告からWebブラウザを守ってくれる。また、プライバシーに気を使う方は、「ブラウザー トラッキング対策」機能を有効にすれば、Cookieの削除やプライベートブラウジング(シークレットモード)機能を活用して、できる限り個人の特定を防いでくれる。更にWebブラウザの利用終了時に閲覧履歴を自動消去すれば、更にインターネットを安心して使用できるだろう。
他にも「フェイスID」によるパソコンの不正使用防止や、「メールプロテクト」によるスパムやフィッシング詐欺からのWebメールの保護も可能だ。
その他の細かな調整は「ツールボックス」(メイン画面右上の道具箱のアイコン)に任せよう。Webブラウザの最適化、メモリやディスクのクリーンアップ等、様々な項目を個別に実行できる。中でも注目なのが「Winフィックス」機能だ。デスクトップから「ゴミ箱」等のアイコンが消えた、Microsoft Edgeが正常に動作しない等、簡単なパソコンの問題ならこのソフトで修復できる。
その他、「最適化」や「修復」「クリーンアップ」に分類されたツールが20種類以上あり、高度なメンテナンスを行なう事ができる。それぞれのツールに用途が説明されているので、パソコンをより高速化したい、更に快適化したいといった際に役立つツールが見つかる筈だ。
- 「Advanced SystemCare 14 PRO」で、古いパソコンが高速で快適に
「Advanced SystemCare 14 PRO」を紹介するにあたり、8年前に購入した古いWindows 7パソコンに導入して効果を試してみた。元々10分近くパソコンの起動に掛かっていたが、「システムケア」を実行しただけで1〜2分程度までに短縮された。また、iTunesやWindows Media Player等の重いソフトも快適に起動・操作できるようになった。
新しいパソコンの購入を検討しているなら、購入前に是非一度「Advanced SystemCare 14 PRO」を利用してはいかがだろうか。上手くいけば、投資額は随分抑えられる筈だ。